08 ,2011
rose fever 20
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<ローズ・フィーバー 20>
髪形を整える。
柔らかい午後の陽光が差し込み、ノアの顔の輪郭を引き立たせた。
プレスの利いた白のシャツを羽織り、皺をチェックする。鏡に向かって顎を聳やかし、表情を消す。
白いフレームの中の男の貌には、昨夜の情事の片鱗も残っていない。
「私は呉紹(ゴ・ショウコウ)と申します」
慇懃に抑揚を変えて鏡の中の自分を見ながら何度か繰り返す。低めに発声し、全体が落ち着いた雰囲気に定まるとバスルームを出た。
ノアの動きを感知したキーパーがカップにコーヒーを注ごうとする。「キーパー・オフ」ノアが一言告げると、キーパーはエネルギーチャージャーに自分で戻り、そこで全機能を停止した。
迅はとっくに出社している。キーパーの電源を切れば、広い家の中はノアだけとなる。窓の外は晴れ渡り、遠くの高層ビルの塔屋が強い陽射しを受けて煌いている。
静かな部屋の中にいると、自分の呼吸音だけが耳についた。穏やかだ。
立ったまま自分でコーヒーを注ぎ、ニュースチャンネルのリモコンスイッチを押す。
目の前の空間にキャスターの深刻な顔が浮かび上がる。
『今朝未明、ワールドパークのモノレール駅付近で、ローズ・フィーバーに感染した男性の遺体が発見されました』
ノアは口に運んだカップを置き、ホログラムに向き直った。
『遺体は全身から出血しており、半径1キロが既に閉鎖されています。遺体の男性は30代から40代と見られ、幾つかの偽造パスポートを携帯しており、正確な身元はまだ判明しておりません』
キャスターの背景に男の顔が映し出された。
何かの証明書から持ってきたのか、少し上目に視線を固定した痩せぎすな男の顔がホログラムでゆっくり回転する。正面、側頭、後頭・・・表情が乏しく平凡で目立たない、大衆に紛れれば消えてしまうような特徴のない顔。その癖、眼の奥に漂う凶悪な狂気は隠せないでいる。
忘れようがない。ホーリーの顔だった。
呆然と立ち尽くす頭の中は混乱していた。。
凶悪な笑みを浮かべて嗤う、血色の悪いホーリーの顔。ローズ・フィーバーの名前の由来のひとつに、発病した者は頬が薔薇色に染まるというのがある。
それに、匂い。気配を殺していたホーリーからは薔薇の匂いどころか、トワレの匂いすらしなかった。
そもそも、死期が近付いていたのなら体内はウイルスに侵され立っていることもままならいはずだ。重い銃をぶっ放し、逃走するなんてありえない。
ノアの知るローズ・フィーバーの症例と、昨夜のホーリーの様子はあまりにもかけ離れている。
『警察は男性に接触した者がいないか、これまでの男性の足取りを追っていますが、まだ何もわかっていない状況です。警察は情報を集めるべく、遺留品の公開に踏み切りました』
上の空の目に、たいして多くないホーリーの遺留品が映った。その中の、大量の血液が染み付いた見覚えのあるベージュのジャケットに、ノアの視線が釘付けになった。
よろめいてテーブルに付いた手が震えている。衝撃で倒れたカップからコーヒーが零れ、テーブルと床に広がっていった。
ショウルームで見た時は、ホーリーの思念や銃に気をとられて、全く気付かなかった。
ジャケットはは洒落者の男が特別に注文して作らせた、この世でたった一着しかないものだ。行方不明になったジタンのジャケットだった。
----------------
夜風がノアの頬をさらりと撫でてゆく。
ノアが須弥山のゲートを潜ったのは、夜も更けた頃になってからだった。
夜間のせいか、有人のゲートは最初だけで敷地内に入ってからは、ID証と網膜スキャンで認証を受ける。
遠目から見ていた須弥山は実際に傍で見ると想像以上の迫力があった。
のっぺりと巨大な黒い要塞の外壁を、月光が滑り落ちる。見通しの良い敷地には、センサーが張り巡らされ建物を囲む堀の水には電流が流されているのだと聞いた。厳重すぎるセキュリティに、存在すら隠されたこの研究所の特殊性を疑わずにはいられない。一体何の研究をしているのか気になるとこるだ。
入り口でレーダーによるボディチェックを受け建物に入ると、広いだけの何もないホールに男がひとり立っていた。丈長のスーツに蝶ネクタイという畏まったいでたちは、初老の男をハイテク空間に置き去りにされた蝋人形のように見せる。思わず噴出しそうになるのを、咳払いで堪えた。
男に首から提げた呉名義のIDを提示すると、男は瓜実顔の真ん中に収まった小さな眼鏡を押し上げ、しげしげとノアの顔を眺めた。
「随分と遅いお着きでしたね。お約束は夕方の4時だったと思っておりましたが、わたくしの記憶違いでしたでしょうか?」
柔らかい口調の中身は、ほんのり厭味風味だ。迅がキーパーに自律的な言語機能をつけなかった気持ちがなんとなくわかった気がする。こっちは人間だけど。
「すみません、どうしても外せない用が入りまして」
ローズ・フィーバーウイルスは汗や涙、血液と人間が分泌するあらゆる体液を介して感染する。
ホーリーと接触したのは、最初にぶつかって来た時と心を読んだ時だ。どちらも布越しだったが、念のためと、自分たちのような特殊任務に就く者のために設けられたアスクレピオスの医療室に出向いた。
「ルドガーさまの住居エリアは最上階でございますので、ご案内致します」
検査の結果は陰性。覚えている限りではジャスもホーリーには触れていない。あの場にいて感染の可能性があるのは、あの碧眼の男だけだ。だが、教えてやろうにも、どこの誰かもわからない。あの男も、ニュースを見ることを祈るだけだ。
ずらりと並んだエレベーターの扉の前を通過し、分厚いガラスで仕切られた区画の前に立つ。奥には見るからに頑丈そうなエレベーターが一機のみ。
「このガラスは特殊ガラスで、例え爆撃されようとびくともいたしません。もちろん通過できるのはごく限られた人間のみです」
促されてIDを翳し網膜スキャンを受けると、ガラスの真ん中に切れ目が生じた左右に開いた。続けてエレベーターも同じようにして乗り込む。
これほどまでの強固なセキュリティに守られた社主は、一体どんな秘密を隠し持っているのか。
「ヴィンセント氏には、今日中にお会いできますか」
「さあ、どうでございましょう、なにぶん気まぐれな方ですので。訊いて参りますので、こちらでお待ちください」
エレベーターを降り木製の扉一枚潜るとそこは別世界だった。
高い天井。アーチ型の窓が連なる長い回廊。木製の壁には大きな絵や鏡が飾られ所々に置かれた照明の柔らかい光に照らされる。
男のクラシカルなスタイルもここではしっかり空間に馴染み、今度は逆に自分が異分子に見えてくる。
寄木の回廊に立っていると、ほのかな芳しい香りが鼻腔を擽った。とてもいい香りだ。
よく見ると回廊のガラスの扉が少し開いている。
香りに誘われるように外に出たノアは、香りの正体に我が目を疑った。ゆっくり石畳の小径を進んでゆく。月明かりの下、見渡す限りの薔薇、薔薇、薔薇・・・・・。ノアは反射的に鼻口を手で覆った。
ふと、視界に月光を纏って輝く白い人影が飛び込んできた。見覚えのある見事なブロンドに足が止まる。向こうも同時にノアに気付いたらしく、一瞬驚いた顔をした後、月の光を溜めて煌く青い瞳を緩め、ふわりと微笑った。
「どうして鼻を塞いでいるの? とてもいい香りなのに」
男が白い薔薇の花を手のひらで包み、香りを嗅ぐ仕草をする。
突然の再会に咄嗟に言葉が出ず、固まっていると背後から声がした。
「ルドガー様、ここにいらしたのですか。この方は、新しくあなた様の護衛に就かれる呉紹氏です」
「ゴ・ショウコウ?」 心の中で大量の冷汗が噴出した。
男の顔に疑問符がくっきり浮かぶ。それは、そうだろう。初対面から、まだ20時間余だ。
この男には、アスクレピオスのラウンジにいたところも見られているし、ノアという本名も知られてしまっている。下手したら、ジャスから自分の事を何か聞いていることだってありうる。
猛ダッシュで逃げ出したい気持ちは山々だが、幾重にも張り巡らされたセキュリティを突破する試練に、脚は石畳にくっ付いたままだ。
「明日から早速、着任していただきます」
ガラスを割って苦情がくるかも ―――、などというボケたセリフは自分が社主だからこそ出た発言だったわけだ。隠微に嘆息した。両頬に手を当て「ジーザス!」 と絶叫したい気分だ。
ルドガー・ヴィンセントがゆっくり近付き、ノアの前で止まる。
月夜にいながらにして、蒼穹の空を思わせる鮮やかな青の瞳が柔かく微笑みながらノアを見下ろした。
もう、取り繕う気にすらなれない。
「君が僕を守ってくれるの?」
あまりの気まずさに、自分を見詰める男の視線から顔を背けた。
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→暑中お見舞い (別窓で開きます


<ローズ・フィーバー 20>
髪形を整える。
柔らかい午後の陽光が差し込み、ノアの顔の輪郭を引き立たせた。
プレスの利いた白のシャツを羽織り、皺をチェックする。鏡に向かって顎を聳やかし、表情を消す。
白いフレームの中の男の貌には、昨夜の情事の片鱗も残っていない。
「私は呉紹(ゴ・ショウコウ)と申します」
慇懃に抑揚を変えて鏡の中の自分を見ながら何度か繰り返す。低めに発声し、全体が落ち着いた雰囲気に定まるとバスルームを出た。
ノアの動きを感知したキーパーがカップにコーヒーを注ごうとする。「キーパー・オフ」ノアが一言告げると、キーパーはエネルギーチャージャーに自分で戻り、そこで全機能を停止した。
迅はとっくに出社している。キーパーの電源を切れば、広い家の中はノアだけとなる。窓の外は晴れ渡り、遠くの高層ビルの塔屋が強い陽射しを受けて煌いている。
静かな部屋の中にいると、自分の呼吸音だけが耳についた。穏やかだ。
立ったまま自分でコーヒーを注ぎ、ニュースチャンネルのリモコンスイッチを押す。
目の前の空間にキャスターの深刻な顔が浮かび上がる。
『今朝未明、ワールドパークのモノレール駅付近で、ローズ・フィーバーに感染した男性の遺体が発見されました』
ノアは口に運んだカップを置き、ホログラムに向き直った。
『遺体は全身から出血しており、半径1キロが既に閉鎖されています。遺体の男性は30代から40代と見られ、幾つかの偽造パスポートを携帯しており、正確な身元はまだ判明しておりません』
キャスターの背景に男の顔が映し出された。
何かの証明書から持ってきたのか、少し上目に視線を固定した痩せぎすな男の顔がホログラムでゆっくり回転する。正面、側頭、後頭・・・表情が乏しく平凡で目立たない、大衆に紛れれば消えてしまうような特徴のない顔。その癖、眼の奥に漂う凶悪な狂気は隠せないでいる。
忘れようがない。ホーリーの顔だった。
呆然と立ち尽くす頭の中は混乱していた。。
凶悪な笑みを浮かべて嗤う、血色の悪いホーリーの顔。ローズ・フィーバーの名前の由来のひとつに、発病した者は頬が薔薇色に染まるというのがある。
それに、匂い。気配を殺していたホーリーからは薔薇の匂いどころか、トワレの匂いすらしなかった。
そもそも、死期が近付いていたのなら体内はウイルスに侵され立っていることもままならいはずだ。重い銃をぶっ放し、逃走するなんてありえない。
ノアの知るローズ・フィーバーの症例と、昨夜のホーリーの様子はあまりにもかけ離れている。
『警察は男性に接触した者がいないか、これまでの男性の足取りを追っていますが、まだ何もわかっていない状況です。警察は情報を集めるべく、遺留品の公開に踏み切りました』
上の空の目に、たいして多くないホーリーの遺留品が映った。その中の、大量の血液が染み付いた見覚えのあるベージュのジャケットに、ノアの視線が釘付けになった。
よろめいてテーブルに付いた手が震えている。衝撃で倒れたカップからコーヒーが零れ、テーブルと床に広がっていった。
ショウルームで見た時は、ホーリーの思念や銃に気をとられて、全く気付かなかった。
ジャケットはは洒落者の男が特別に注文して作らせた、この世でたった一着しかないものだ。行方不明になったジタンのジャケットだった。
----------------
夜風がノアの頬をさらりと撫でてゆく。
ノアが須弥山のゲートを潜ったのは、夜も更けた頃になってからだった。
夜間のせいか、有人のゲートは最初だけで敷地内に入ってからは、ID証と網膜スキャンで認証を受ける。
遠目から見ていた須弥山は実際に傍で見ると想像以上の迫力があった。
のっぺりと巨大な黒い要塞の外壁を、月光が滑り落ちる。見通しの良い敷地には、センサーが張り巡らされ建物を囲む堀の水には電流が流されているのだと聞いた。厳重すぎるセキュリティに、存在すら隠されたこの研究所の特殊性を疑わずにはいられない。一体何の研究をしているのか気になるとこるだ。
入り口でレーダーによるボディチェックを受け建物に入ると、広いだけの何もないホールに男がひとり立っていた。丈長のスーツに蝶ネクタイという畏まったいでたちは、初老の男をハイテク空間に置き去りにされた蝋人形のように見せる。思わず噴出しそうになるのを、咳払いで堪えた。
男に首から提げた呉名義のIDを提示すると、男は瓜実顔の真ん中に収まった小さな眼鏡を押し上げ、しげしげとノアの顔を眺めた。
「随分と遅いお着きでしたね。お約束は夕方の4時だったと思っておりましたが、わたくしの記憶違いでしたでしょうか?」
柔らかい口調の中身は、ほんのり厭味風味だ。迅がキーパーに自律的な言語機能をつけなかった気持ちがなんとなくわかった気がする。こっちは人間だけど。
「すみません、どうしても外せない用が入りまして」
ローズ・フィーバーウイルスは汗や涙、血液と人間が分泌するあらゆる体液を介して感染する。
ホーリーと接触したのは、最初にぶつかって来た時と心を読んだ時だ。どちらも布越しだったが、念のためと、自分たちのような特殊任務に就く者のために設けられたアスクレピオスの医療室に出向いた。
「ルドガーさまの住居エリアは最上階でございますので、ご案内致します」
検査の結果は陰性。覚えている限りではジャスもホーリーには触れていない。あの場にいて感染の可能性があるのは、あの碧眼の男だけだ。だが、教えてやろうにも、どこの誰かもわからない。あの男も、ニュースを見ることを祈るだけだ。
ずらりと並んだエレベーターの扉の前を通過し、分厚いガラスで仕切られた区画の前に立つ。奥には見るからに頑丈そうなエレベーターが一機のみ。
「このガラスは特殊ガラスで、例え爆撃されようとびくともいたしません。もちろん通過できるのはごく限られた人間のみです」
促されてIDを翳し網膜スキャンを受けると、ガラスの真ん中に切れ目が生じた左右に開いた。続けてエレベーターも同じようにして乗り込む。
これほどまでの強固なセキュリティに守られた社主は、一体どんな秘密を隠し持っているのか。
「ヴィンセント氏には、今日中にお会いできますか」
「さあ、どうでございましょう、なにぶん気まぐれな方ですので。訊いて参りますので、こちらでお待ちください」
エレベーターを降り木製の扉一枚潜るとそこは別世界だった。
高い天井。アーチ型の窓が連なる長い回廊。木製の壁には大きな絵や鏡が飾られ所々に置かれた照明の柔らかい光に照らされる。
男のクラシカルなスタイルもここではしっかり空間に馴染み、今度は逆に自分が異分子に見えてくる。
寄木の回廊に立っていると、ほのかな芳しい香りが鼻腔を擽った。とてもいい香りだ。
よく見ると回廊のガラスの扉が少し開いている。
香りに誘われるように外に出たノアは、香りの正体に我が目を疑った。ゆっくり石畳の小径を進んでゆく。月明かりの下、見渡す限りの薔薇、薔薇、薔薇・・・・・。ノアは反射的に鼻口を手で覆った。
ふと、視界に月光を纏って輝く白い人影が飛び込んできた。見覚えのある見事なブロンドに足が止まる。向こうも同時にノアに気付いたらしく、一瞬驚いた顔をした後、月の光を溜めて煌く青い瞳を緩め、ふわりと微笑った。
「どうして鼻を塞いでいるの? とてもいい香りなのに」
男が白い薔薇の花を手のひらで包み、香りを嗅ぐ仕草をする。
突然の再会に咄嗟に言葉が出ず、固まっていると背後から声がした。
「ルドガー様、ここにいらしたのですか。この方は、新しくあなた様の護衛に就かれる呉紹氏です」
「ゴ・ショウコウ?」 心の中で大量の冷汗が噴出した。
男の顔に疑問符がくっきり浮かぶ。それは、そうだろう。初対面から、まだ20時間余だ。
この男には、アスクレピオスのラウンジにいたところも見られているし、ノアという本名も知られてしまっている。下手したら、ジャスから自分の事を何か聞いていることだってありうる。
猛ダッシュで逃げ出したい気持ちは山々だが、幾重にも張り巡らされたセキュリティを突破する試練に、脚は石畳にくっ付いたままだ。
「明日から早速、着任していただきます」
ガラスを割って苦情がくるかも ―――、などというボケたセリフは自分が社主だからこそ出た発言だったわけだ。隠微に嘆息した。両頬に手を当て「ジーザス!」 と絶叫したい気分だ。
ルドガー・ヴィンセントがゆっくり近付き、ノアの前で止まる。
月夜にいながらにして、蒼穹の空を思わせる鮮やかな青の瞳が柔かく微笑みながらノアを見下ろした。
もう、取り繕う気にすらなれない。
「君が僕を守ってくれるの?」
あまりの気まずさに、自分を見詰める男の視線から顔を背けた。
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→暑中お見舞い (別窓で開きます

最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ユニバース1部<ローズ・フィーバー>は今話を持ちまして終了です。
最後にアッチョンブリケしたくなったノア、前途多難の予感です。
一話が長いですね。2本に分けようかと思いましたが20話でキリもいいのでこのままUPします。
この後は、もう読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
他サイト様のお題SS募集に書かせていただいた短編をUPさせていただく予定です。
紙魚
ユニバース1部<ローズ・フィーバー>は今話を持ちまして終了です。
最後にアッチョンブリケしたくなったノア、前途多難の予感です。
一話が長いですね。2本に分けようかと思いましたが20話でキリもいいのでこのままUPします。
この後は、もう読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
他サイト様のお題SS募集に書かせていただいた短編をUPさせていただく予定です。
紙魚
ルドガーは、老いぼれた耄碌爺では なかったんですね((´∀`*))ヶラヶラ
だけど これって ノアの正体が バレバレなのに 潜入したって事になるの(´・ω・`)モキュ?
それは ルドガーは、只者じゃないって証明だわ!
もしかして 迅と張り合える位に 強かで厄介な存在かも...d( ̄ー ̄)ニヤリ
ノア、いえ 呉紹。 お先は、まっ暗だぁ~~でも 頑張ってね。・゚・(pゝД;`q)・゚・...byebye☆