11 ,2008
翠滴 1-7 スコール 5 (23)
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□18禁要素だらけです。ONLYです。苦手な方は、スルーで!!□
下衣を総て取り払われ、感じ易い臍の下辺りで、2つの液体を周の指でゆるりと優雅な仕草で
混ぜ合わせられる。
享一の唇に白いポリ製の小さなパッケージが挟まれた。
「ちょっと、コレよろしく」
温かい指が肌に微妙な力を加えながら腹の上を滑るその感触に指先から生れた熱が、下腹部から身体中に広がり、吐精で萎えた雄が再び反応をし始める。
指の下で腰が熱くドロドロに溶されていくような感覚に堪らず声が漏れそうになるのを、必死で押し殺した。液体の捏ね回される クチュクチュという卑猥な音に官能を刺激され聴覚を伝わり脳髄をも淫靡なものに染めてゆく。その間も、周の舌は鎖骨や硬く尖った桜色を嬲って、享一を煽りながら2度と戻れぬ場所まで連れ去ろうとする。
「ん・ん…っ!!」
いつもは鈍く飾りとしても不要ではないかと思われる胸の凝りは、淫猥な舌と優雅に動く指に巧みに捏ねられ、未知の感覚に肌が粟立ち頭の中を惑乱する。下腹部を直撃する快感に追い立てられ パッケージを咥えた唇に力が入り呼吸が苦しい。俄に、周の指が今までと違う動きをし、腹の上から離れた 喉元から顔を上げ 追い上げられて、快感に焦点の合わない瞳を潤ませる享一を見てニヤリと笑う。
素直にコンドームのパッケージを唇に咥えながら、周の与える快感に耐え、上がる呼吸を容易に吐けず苦しげに潤ませた目の辺りを紅に染めている。眉根をよせ震える享一の顔が、最高に卑猥でいやらしくて、かわいくて歯止めが利かなくなる。歯止め・・・?
もうそんな必要はない。これから思う存分、お互いを味わうのだから。
「もう限界・・・ しっかり咥えてろよ」
周に、耳朶に吹込まれ、柔らかい部分を口に含まれて強く吸われちゅぱっと音を立てて開放される。顎先から耳のつけねまで輪郭をなぞるように、周の舌が舐め上げ、ゾクゾクと痺れに似た快感が躯の中心から脳天まで駆け上がった。
「うっ・・・ア・・・」
その様子に周は満足そうに口の片端だけで嗤い、硬直した享一の唇に挟まれた、パケの上端を前歯で噛んで引っ張った。享一は、得体のしれない数々の快感に頭の中が揺さぶられ追い詰めれて、大きく開いた瞳から涙を零している。
周は一旦、唇を離し
「享一 お前本当に男初めて?だとしたら、相当に感度がいいのか、淫乱かだな。
どっちにしても、最高。絶倫の俺の嫁にはピッタリだぜ」
「う・・・アウッ・・・・」
口が自由に使えない享一は頭を振りながら、口の中でもごもご反論する。
周は短く低く仄暗い笑いを発し、享一の項に唇を落し強く吸いついた後、開封されたパケの中身を自分の唇で挟んで取り出し享一に見せつけた。淫靡なうねりに思考を奪われた享一だったが 笑った口元に挟まった コンドームに焦点が合うとそれの意味するところに、黒曜石の瞳に驚愕と恐怖の色が広がった。
膝裏を掴んだ手に脚を急激にぐっと開かれ、自分の精と交ぜ合わされた液体を 秘部に塗り込められパニックになる。 つぷっと侵入してきた指の圧迫感に、享一は慌ててパッケージの残骸を吐き出し叫んだ。
「無理だっ!!やめろっ!」
周はそんな訴えなど聞えぬ風で 優雅に享一を見下し悦に入った微笑みを美しい顔に刷き、行為に熱中している。欲情に潤んだ深緑の瞳に紅潮した頬の朱が艶を添えて 壮絶に美しい。緩やかにおろされた瞼の下で光を放つ翡翠の眼球が時折 すうっと自分の獲物を切裂くように動き 未知の快感に怯え混乱する享一の顔を検分する。
不意に目が合って、コンドームを挟んだ口許がにっと笑った。その強烈な色香に瞬間、負けた・・・と思った。惨敗だ。
「享一、お前 マジで相当なエロだな 顔も躯も、とっても清楚なんですって顔しといて、
いざとなったらエロエロなんてな。
お前がこんな武器を隠し持ってるなんて、まるで銃刀法違反じゃん。
まぁ、俺にとっちゃあ、嬉しい想定外ってヤツ?惚れ直したぜ 享一」
ま・・負けられない。
自分だって、普段の穏やかで気品溢れる美貌の下に、こんな下品で卑劣な野獣を隠していたなんて、全くの想定外だ!人をエロだのナンだの好き勝手にいうなんて、あんまりじゃないかっ。床の上から思いっきりガンを飛ばして男を睨みつけた。
「その顔、最高・・すっげえそそる。只し オレ、限定な」
再び、煽るようなキスをしてにやっと嗤う。言いたい放題・・でも・・・・。チクショウ!
今や、指は数を増やし、湿った音をたてて享一を掻き乱している。圧迫感は既になくかわって疼きのようなものが支配し始める あるポイントを指が刺激した瞬間、享一は強烈な快感に打ちのめされ、身体中を硬直させて背中を反らしながら激しくエレクトしていた。周の指が享一を捕らえて スピードを上げて強く扱き、蜜を滴らせる先端に指の先を立ててきた。止めさせようと伸ばした手を払われ、それでも何かに摑まらずにはおられず、周の肩に爪を立てる。
「いやっ!うっ…ア・アーー やめっ…」
唇を塞がれ、急激な侵入に口内を犯された。
指は去り、代りに宛がわれたものに、全身が怯んだ。そんな、享一の顔に真正面から自分の顔を近付けて見詰め合う。
「享一、覚悟を決めて オレの所まで、堕ちて来い しっかり受止めるから…」
突然の告白に、胸の奥で何かが引っ掛かった。
「・・・・・・」
享一は、震える呼吸を整えるように目を閉じた。
やがて、再び開いた瞼の下の澄んだ黒い瞳は逸す事なく 周を見上げる。
翠の瞳に色とりどりの採光が想いとなって散らばっているのが見える。
歓喜、畏怖、願い、征服、慈愛、欲望、不安、恋。恋?
使う言葉は違っても、瞳は変らない。既に、出合ったその瞬間から、絡め捕られたていたという事実に思い至るのみだ。
「手を繋いでいて・・・・」
小さな声で強請った。
「そこまで・・・そこまで俺を求めてくれるなら、後悔が残らないよう、完全に俺を堕して」
享一は、力無く、だがはっきりと言った。周は、感嘆と恍惚の面持ちで享一を見つめ、すべてを吸い尽くさんばかりに歯を立て激しく口唇を合わせた。
優しく指を絡め やがて強く握る。
一度、心を開放してしまえば、身体は官能を求めてうねりだす。
「力・・抜いて、息を吐け、享一・・・・」
「ん・・・アアッ・・・はぁ・・・・・」
甘く掠れた声は次第に獣の色を帯びてくる。身体を腿が胸につくまで折り曲げられ両足を極限まで開かれた。中心に減り込んだ質量に本能が怯えたが、逃げる間もなく挿入され襞を押し広げる圧迫感に躯が軋みを上げ、口の端からくぐもった叫び声が上がる。周は腰が逃げるのを、空いた手で掴んで引き寄せ一気に奥まで貫いた。
「ぐぅ・・ウウッ・・ア・・・・!」
「享一の中、凄くいい・・・熱くて狭くて、うっ・・・喰われそう」
「・・・最高・・」
頬を上気させた周の快感に蕩けそうな微笑をうけ、享一もまた苦痛に混じり這い上がってくる快感に身体が小刻みに震えた。
「あぁ、・・・うっ」
自分の中の周から、周の生命を繋ぐ確かな波を感じ、その波は自分の心臓と共鳴して身体中が喜びに打ち震え、艶を含んだ甘い嬌声が漏れた。
「・・動くぞ」
周の瞳も、甘く潤んでいる。
享一が微かに頷くのを待って緩く律動を始める。
「アアァ・・・ッ!!」
堕ちる
深緑の更なる 深みの闇の中へ絡まった指に力を込め 浮遊感を持ちながら墜落していく。享一は、欲情と快感の熱いうねりの中へ我が身を踊らせた。
周となら、堕ちてもいい・・・そう、思った。
□18禁要素だらけです。ONLYです。苦手な方は、スルーで!!□
下衣を総て取り払われ、感じ易い臍の下辺りで、2つの液体を周の指でゆるりと優雅な仕草で
混ぜ合わせられる。
享一の唇に白いポリ製の小さなパッケージが挟まれた。
「ちょっと、コレよろしく」
温かい指が肌に微妙な力を加えながら腹の上を滑るその感触に指先から生れた熱が、下腹部から身体中に広がり、吐精で萎えた雄が再び反応をし始める。
指の下で腰が熱くドロドロに溶されていくような感覚に堪らず声が漏れそうになるのを、必死で押し殺した。液体の捏ね回される クチュクチュという卑猥な音に官能を刺激され聴覚を伝わり脳髄をも淫靡なものに染めてゆく。その間も、周の舌は鎖骨や硬く尖った桜色を嬲って、享一を煽りながら2度と戻れぬ場所まで連れ去ろうとする。
「ん・ん…っ!!」
いつもは鈍く飾りとしても不要ではないかと思われる胸の凝りは、淫猥な舌と優雅に動く指に巧みに捏ねられ、未知の感覚に肌が粟立ち頭の中を惑乱する。下腹部を直撃する快感に追い立てられ パッケージを咥えた唇に力が入り呼吸が苦しい。俄に、周の指が今までと違う動きをし、腹の上から離れた 喉元から顔を上げ 追い上げられて、快感に焦点の合わない瞳を潤ませる享一を見てニヤリと笑う。
素直にコンドームのパッケージを唇に咥えながら、周の与える快感に耐え、上がる呼吸を容易に吐けず苦しげに潤ませた目の辺りを紅に染めている。眉根をよせ震える享一の顔が、最高に卑猥でいやらしくて、かわいくて歯止めが利かなくなる。歯止め・・・?
もうそんな必要はない。これから思う存分、お互いを味わうのだから。
「もう限界・・・ しっかり咥えてろよ」
周に、耳朶に吹込まれ、柔らかい部分を口に含まれて強く吸われちゅぱっと音を立てて開放される。顎先から耳のつけねまで輪郭をなぞるように、周の舌が舐め上げ、ゾクゾクと痺れに似た快感が躯の中心から脳天まで駆け上がった。
「うっ・・・ア・・・」
その様子に周は満足そうに口の片端だけで嗤い、硬直した享一の唇に挟まれた、パケの上端を前歯で噛んで引っ張った。享一は、得体のしれない数々の快感に頭の中が揺さぶられ追い詰めれて、大きく開いた瞳から涙を零している。
周は一旦、唇を離し
「享一 お前本当に男初めて?だとしたら、相当に感度がいいのか、淫乱かだな。
どっちにしても、最高。絶倫の俺の嫁にはピッタリだぜ」
「う・・・アウッ・・・・」
口が自由に使えない享一は頭を振りながら、口の中でもごもご反論する。
周は短く低く仄暗い笑いを発し、享一の項に唇を落し強く吸いついた後、開封されたパケの中身を自分の唇で挟んで取り出し享一に見せつけた。淫靡なうねりに思考を奪われた享一だったが 笑った口元に挟まった コンドームに焦点が合うとそれの意味するところに、黒曜石の瞳に驚愕と恐怖の色が広がった。
膝裏を掴んだ手に脚を急激にぐっと開かれ、自分の精と交ぜ合わされた液体を 秘部に塗り込められパニックになる。 つぷっと侵入してきた指の圧迫感に、享一は慌ててパッケージの残骸を吐き出し叫んだ。
「無理だっ!!やめろっ!」
周はそんな訴えなど聞えぬ風で 優雅に享一を見下し悦に入った微笑みを美しい顔に刷き、行為に熱中している。欲情に潤んだ深緑の瞳に紅潮した頬の朱が艶を添えて 壮絶に美しい。緩やかにおろされた瞼の下で光を放つ翡翠の眼球が時折 すうっと自分の獲物を切裂くように動き 未知の快感に怯え混乱する享一の顔を検分する。
不意に目が合って、コンドームを挟んだ口許がにっと笑った。その強烈な色香に瞬間、負けた・・・と思った。惨敗だ。
「享一、お前 マジで相当なエロだな 顔も躯も、とっても清楚なんですって顔しといて、
いざとなったらエロエロなんてな。
お前がこんな武器を隠し持ってるなんて、まるで銃刀法違反じゃん。
まぁ、俺にとっちゃあ、嬉しい想定外ってヤツ?惚れ直したぜ 享一」
ま・・負けられない。
自分だって、普段の穏やかで気品溢れる美貌の下に、こんな下品で卑劣な野獣を隠していたなんて、全くの想定外だ!人をエロだのナンだの好き勝手にいうなんて、あんまりじゃないかっ。床の上から思いっきりガンを飛ばして男を睨みつけた。
「その顔、最高・・すっげえそそる。只し オレ、限定な」
再び、煽るようなキスをしてにやっと嗤う。言いたい放題・・でも・・・・。チクショウ!
今や、指は数を増やし、湿った音をたてて享一を掻き乱している。圧迫感は既になくかわって疼きのようなものが支配し始める あるポイントを指が刺激した瞬間、享一は強烈な快感に打ちのめされ、身体中を硬直させて背中を反らしながら激しくエレクトしていた。周の指が享一を捕らえて スピードを上げて強く扱き、蜜を滴らせる先端に指の先を立ててきた。止めさせようと伸ばした手を払われ、それでも何かに摑まらずにはおられず、周の肩に爪を立てる。
「いやっ!うっ…ア・アーー やめっ…」
唇を塞がれ、急激な侵入に口内を犯された。
指は去り、代りに宛がわれたものに、全身が怯んだ。そんな、享一の顔に真正面から自分の顔を近付けて見詰め合う。
「享一、覚悟を決めて オレの所まで、堕ちて来い しっかり受止めるから…」
突然の告白に、胸の奥で何かが引っ掛かった。
「・・・・・・」
享一は、震える呼吸を整えるように目を閉じた。
やがて、再び開いた瞼の下の澄んだ黒い瞳は逸す事なく 周を見上げる。
翠の瞳に色とりどりの採光が想いとなって散らばっているのが見える。
歓喜、畏怖、願い、征服、慈愛、欲望、不安、恋。恋?
使う言葉は違っても、瞳は変らない。既に、出合ったその瞬間から、絡め捕られたていたという事実に思い至るのみだ。
「手を繋いでいて・・・・」
小さな声で強請った。
「そこまで・・・そこまで俺を求めてくれるなら、後悔が残らないよう、完全に俺を堕して」
享一は、力無く、だがはっきりと言った。周は、感嘆と恍惚の面持ちで享一を見つめ、すべてを吸い尽くさんばかりに歯を立て激しく口唇を合わせた。
優しく指を絡め やがて強く握る。
一度、心を開放してしまえば、身体は官能を求めてうねりだす。
「力・・抜いて、息を吐け、享一・・・・」
「ん・・・アアッ・・・はぁ・・・・・」
甘く掠れた声は次第に獣の色を帯びてくる。身体を腿が胸につくまで折り曲げられ両足を極限まで開かれた。中心に減り込んだ質量に本能が怯えたが、逃げる間もなく挿入され襞を押し広げる圧迫感に躯が軋みを上げ、口の端からくぐもった叫び声が上がる。周は腰が逃げるのを、空いた手で掴んで引き寄せ一気に奥まで貫いた。
「ぐぅ・・ウウッ・・ア・・・・!」
「享一の中、凄くいい・・・熱くて狭くて、うっ・・・喰われそう」
「・・・最高・・」
頬を上気させた周の快感に蕩けそうな微笑をうけ、享一もまた苦痛に混じり這い上がってくる快感に身体が小刻みに震えた。
「あぁ、・・・うっ」
自分の中の周から、周の生命を繋ぐ確かな波を感じ、その波は自分の心臓と共鳴して身体中が喜びに打ち震え、艶を含んだ甘い嬌声が漏れた。
「・・動くぞ」
周の瞳も、甘く潤んでいる。
享一が微かに頷くのを待って緩く律動を始める。
「アアァ・・・ッ!!」
堕ちる
深緑の更なる 深みの闇の中へ絡まった指に力を込め 浮遊感を持ちながら墜落していく。享一は、欲情と快感の熱いうねりの中へ我が身を踊らせた。
周となら、堕ちてもいい・・・そう、思った。
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長い・・ですよね。表現の下手さゆえです。スコール5の更新で、精根尽き果てた感じです。
修行が足りてません(ナンノ?)いちから、どっかで修行してきます!!(ダカラ、ナンノよ~~(´A`;)!?)
明日から、オーディナリィ・ラヴ スタートです。
享一くん、言ってる割にスパッとオチません。スキっとしない奴です。まだまだ揺れてます。
更新分でいくと5日間ぐらい・・かな。ユレます。(笑)

長い・・ですよね。表現の下手さゆえです。スコール5の更新で、精根尽き果てた感じです。
修行が足りてません(ナンノ?)いちから、どっかで修行してきます!!(ダカラ、ナンノよ~~(´A`;)!?)
明日から、オーディナリィ・ラヴ スタートです。
享一くん、言ってる割にスパッとオチません。スキっとしない奴です。まだまだ揺れてます。
更新分でいくと5日間ぐらい・・かな。ユレます。(笑)

じわじわきますよ←何が
表現、下手じゃないですよ!
むしろ上手いですよ、本当に。
鳴海だけでなく周のファンにもなりそうだわ。