09 ,2010
『眠りの海で青い魚は恋をする』 あとがき
『眠りの海で青い魚は恋をする』をお読みくださいましたみなさま、ありがとうございました。
連載完結に際しまして、著者であられます『卯月屋novels』の紙森けいさまにあとがきをお願いたしました。
図々しいオネダリにも引かれる事も無く快諾くださった紙森さま、ありがとうございます!
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こんにちは、紙森けいと申します。
『眠りの海で青い魚は恋をする』をお読み頂き、ありがとうございました。
そして温かなコメントをお寄せ頂き、ありがとうございます。
この作品は50000hitのお祝いとして、Night gateの紙魚様にお贈りしたものです。
『翠滴III』に登場した瀬尾隆典と言うキャラクターに惚れ込んでしまい、「瀬尾隆典イメージアップ大作戦」と銘打ち、本能の赴くままに書き綴りました。
原作の瀬尾隆典は、主人公・時見享一に対して、ある意味、鬼畜めいた所業さえ行った暴走キャラではありましたが、私の目には、「暴走する凶悪なまでの恋心の中に、心の揺れや切なさを混在させる哀しい人」として映り、物語が後半に進めば進むほど、憎めないどころか心臓鷲掴みにされてしまったのです。
ひとえに、読者にキャラクターの様々な面を想像させる作者・紙魚様の筆致のなせる業だと思います。
そうして完成したのが『眠りの海で青い魚は恋をする』です。
美化フィルター・フル稼動での産物なので、「誰、これ?」みたいに思われる方もいらっしゃるかも知れません。
「一生一度」と言っても過言でない恋に破れ、傷心のまま四十路となった(と思われる)瀬尾隆典は、毒気も生気も枯れて丸くなっているのではないかと勝手に想像した末の物語ですので、ご了承くださいませ。
透明感溢れる静謐で流麗な文章の原作のイメージを、壊してしまうのではないかと危惧しながら贈った拙い作品を、快く受け取ってくださったばかりでなくブログ上で連載してくださり、その上、素敵なカラー・イラストと挿画を描き下ろしてくださった紙魚様、本当にありがとうございました。
脳内では瀬尾隆典と金髪氏の妄想劇場がいまだ絶賛展開中ですが、それはきっと萌えベクトルが同じの紙魚様が形にしてくださると信じております(カズキンはどこに?・笑)。
気がつけば、「あとがき」と言うより、瀬尾隆典への愛を語ってしまったかも(主人公は和輝なのに)。
そんな萌え語りに最後までお付き合い頂き、ありがとうござました。
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あれれ、カズキンはどこに???(笑)
みなさま、とうとう終わってしまいました(涙
微妙な心の揺れや、感情の機微を丁寧に書かれる紙森さんの世界は私の憧れです。
この後コンドミニアムに戻ったカズキンを瀬尾はどう迎えるのか?
そして金髪氏アレクと瀬尾っちの関係は・・・・私の中では金髪氏登場の当初から色々な脳内妄想が広がっていますが、考えれば考えるほど胃が荒れそうな内容になっていきます(笑)
カウンターは、今はもう6万を超えてしまいましたが、5万ヒットという節目と書き続けてきました「翠滴」完結の折に、まるでご褒美のようにこの珠玉のごとき二次小説を拙宅に飾る事が出来ましたこと、大変嬉しく感謝しております。
紙森さまにこれだけ愛していただけた瀬尾、和輝、アレクは本当に幸せなキャラたちだと思います。
紙森さまにはいくら感謝の言葉を述べても足りません。
そして、『眠りの海で青い魚は恋をする』をお読みくださり、応援してくださったみなさまにも熱い感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
紙森さま、お読みくださいましたみなさま、本当に本当にありがとうございました。
紙魚
わたしの大好きな翠滴の世界がこんな風に…!
紙森さまの書かれる瀬尾っち、アレク、カズキン、素晴らしかったです。
特にカズキン、こんなに大きくなって…!(笑
もう恋をしているんですね!
面白すぎます…続きが読みたい…っ←