10 ,2008
翠滴 side menu 鳴海 5
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□18禁的表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください□
周は半眼を開け鳴海を睨みつけるが、余裕の表情で笑いながら 鳴海は周の吐き出したものを指で掬うと指先ですり合わせた。
「少ないですね、すっかり搾り取られた後と言うことなんでしょうか?
でも、今の貴方のここにはこの量で充分のようだ」
そう言うと、鳴海は周の両脚を割り広げ、精液を掬った指を滑り込ませて
後孔に塗付けた。
「使用済みの俺の身体でヤろうってんだから、お前も相当な好き者だよな」
悔しさに乱暴な口調で吐き捨てると、嫌悪に眇めた瞳を ふいっと横に向けた。
その頬に鳴海が口付ける。
「怒った顔も、拗ねた顔も、どんな表情も美しいですね。茅乃様たちも同じ血を受け継いでいるはずなのに、彼女達とは違う次元の美を持っている貴方の存在は、まるで奇跡そのものだ」
3日間に及ぶ情交の後で周の蕾は容易に綻び、鳴海のきれいに整えられた爪が飾る指を飲み込んでいく。腹の裏辺りのポイントを掠めると周の躯が大きく撓り、一度は萎えた雄蕊が激しくエレクトした。目の淵を朱く染め、潤みきった翠の瞳から涙が毀れ頤へと滑り落ちる。
「あ・・・あ。ふっ・・・・・ン」
「ああ、ここにも私の知らない貴方がある。貴方の総てを知るには、やはり繋がる以外は無いのでしょう。私も・・・もう、限界です。さあ、貴方を開いて貴方の総てを私に曝け出して下さい」
湿った音が車内を満たしている。
他の男の熾火が残されて 感じ易くなっている周の身体は容易く鳴海の欲情を受け入れる。悩ましげに眉間に皺を寄せて軽く瞼を伏せ、浅く荒い呼吸をくりかえす。仰け反る顎に歯を立てて軽く食めば僅に震え、奥歯をかみ締めて快感に流され乱れまいと耐えている。それはこちらも同じことだ。進入こそスムースに出来たものの周の熱い襞はしっかり鳴海を捕まえて、もっと奥へ導こうと絡み付いてくる。
「ァ、鳴海・・・」
「名前で、呼ぶ約束でしょう?」
鳴海を取り込むチャンス。そう思っていたのに、喰うか喰われるかのこの期に及んで、一度の吐精と妹達の名前を耳にした事で思考が戻った頭に、自分や妹達に近い立場にいる鳴海との行為に迷いが生じ始めた。無論、許すつもりは毛頭無いが、茅乃の気持ちが鳴海にあるのも知っていた。
無意識に縋る目を、鳴海に向けてしまう。
瞳の中の戸惑いの色が鳴海の嗜虐心に油を注ぐ。
鳴海は周が自分と関係を持つことを ギリギリの所で躊躇っているのを見て取ると愉悦の表情で笑った。これでこそ、堕し甲斐があるというものだ。生意気なガキの癖に高嶺の花である周を、思い切り汚して、引きずり堕し正体も無くすくらい啼かせてやろう。
「こんなに煽って、神前達に下半身直撃のこのヤラシイ顔を見せていたと
思うと嫉妬を覚えますね」
両の肩口を掴み瞳を覗き込みながらそう言うと、抽挿を速めた。
「アァ・・・ウッ。・・れは、僭越って・・・もんだ・ろ。アア・・・」
狭い車内で鳴海の肩に乗せられ、折り曲げられた足が辛くて、なんとか反対の爪先でダッシュボードを蹴り鳴海から身体を離そうとする。
「痛いっ。はな・・せっ!」
「この程度、神前様たちに較べれば優しいものでしょう?それとも、彼等みたいに小道具でも使って差し上げた方が、貴方ももっと感じてくれるのでしょうか?」
その内股を鳴海の爪が内膝から足の付け根に向かって引掻くと、痛みと快感が綯交ぜになって目の前でパチパチと弾け飛び、背中が大きく反り返った。
タイミングを逃さず鳴海が乱暴に奥を激しく打ち付ける。
「アアッ・・・・ウッ!」
「まだまだですよ。どうやら、平伏すのは貴方のようだ」
□18禁的表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください□
周は半眼を開け鳴海を睨みつけるが、余裕の表情で笑いながら 鳴海は周の吐き出したものを指で掬うと指先ですり合わせた。
「少ないですね、すっかり搾り取られた後と言うことなんでしょうか?
でも、今の貴方のここにはこの量で充分のようだ」
そう言うと、鳴海は周の両脚を割り広げ、精液を掬った指を滑り込ませて
後孔に塗付けた。
「使用済みの俺の身体でヤろうってんだから、お前も相当な好き者だよな」
悔しさに乱暴な口調で吐き捨てると、嫌悪に眇めた瞳を ふいっと横に向けた。
その頬に鳴海が口付ける。
「怒った顔も、拗ねた顔も、どんな表情も美しいですね。茅乃様たちも同じ血を受け継いでいるはずなのに、彼女達とは違う次元の美を持っている貴方の存在は、まるで奇跡そのものだ」
3日間に及ぶ情交の後で周の蕾は容易に綻び、鳴海のきれいに整えられた爪が飾る指を飲み込んでいく。腹の裏辺りのポイントを掠めると周の躯が大きく撓り、一度は萎えた雄蕊が激しくエレクトした。目の淵を朱く染め、潤みきった翠の瞳から涙が毀れ頤へと滑り落ちる。
「あ・・・あ。ふっ・・・・・ン」
「ああ、ここにも私の知らない貴方がある。貴方の総てを知るには、やはり繋がる以外は無いのでしょう。私も・・・もう、限界です。さあ、貴方を開いて貴方の総てを私に曝け出して下さい」
湿った音が車内を満たしている。
他の男の熾火が残されて 感じ易くなっている周の身体は容易く鳴海の欲情を受け入れる。悩ましげに眉間に皺を寄せて軽く瞼を伏せ、浅く荒い呼吸をくりかえす。仰け反る顎に歯を立てて軽く食めば僅に震え、奥歯をかみ締めて快感に流され乱れまいと耐えている。それはこちらも同じことだ。進入こそスムースに出来たものの周の熱い襞はしっかり鳴海を捕まえて、もっと奥へ導こうと絡み付いてくる。
「ァ、鳴海・・・」
「名前で、呼ぶ約束でしょう?」
鳴海を取り込むチャンス。そう思っていたのに、喰うか喰われるかのこの期に及んで、一度の吐精と妹達の名前を耳にした事で思考が戻った頭に、自分や妹達に近い立場にいる鳴海との行為に迷いが生じ始めた。無論、許すつもりは毛頭無いが、茅乃の気持ちが鳴海にあるのも知っていた。
無意識に縋る目を、鳴海に向けてしまう。
瞳の中の戸惑いの色が鳴海の嗜虐心に油を注ぐ。
鳴海は周が自分と関係を持つことを ギリギリの所で躊躇っているのを見て取ると愉悦の表情で笑った。これでこそ、堕し甲斐があるというものだ。生意気なガキの癖に高嶺の花である周を、思い切り汚して、引きずり堕し正体も無くすくらい啼かせてやろう。
「こんなに煽って、神前達に下半身直撃のこのヤラシイ顔を見せていたと
思うと嫉妬を覚えますね」
両の肩口を掴み瞳を覗き込みながらそう言うと、抽挿を速めた。
「アァ・・・ウッ。・・れは、僭越って・・・もんだ・ろ。アア・・・」
狭い車内で鳴海の肩に乗せられ、折り曲げられた足が辛くて、なんとか反対の爪先でダッシュボードを蹴り鳴海から身体を離そうとする。
「痛いっ。はな・・せっ!」
「この程度、神前様たちに較べれば優しいものでしょう?それとも、彼等みたいに小道具でも使って差し上げた方が、貴方ももっと感じてくれるのでしょうか?」
その内股を鳴海の爪が内膝から足の付け根に向かって引掻くと、痛みと快感が綯交ぜになって目の前でパチパチと弾け飛び、背中が大きく反り返った。
タイミングを逃さず鳴海が乱暴に奥を激しく打ち付ける。
「アアッ・・・・ウッ!」
「まだまだですよ。どうやら、平伏すのは貴方のようだ」
紙魚さんやっぱり周のいけにえ篇が読みたいです~~~~
道具。道具♪
いけにえのあとはもう周はボロボロね~
それにしても鳴海は周にベタ惚れではないですか。
ちょっとかれがかわいそうになってきた……
鳴海:周 10:1ぐらい?
好き濃度。