11 ,2009
― SS ―第2弾☆.。.:*・゚頂きました!るん♪
この連休、人様から頂いたSSで凌ぐ勢いの紙魚です。
今回は、イラストのお礼SS☆キラリ~ン!!第2弾!!
お前は一体何者だ・・と、お思いのみなさま、ひ~~っごもっともでごす(平伏)
実は、この度ご縁があり、他所ブログさまのイラストを3枚描かせて頂きました。
私自身、一年前にイラストを描いたのが十何年かぶりで、こんなに立て続けに描いたのも久しぶりです。今回、僭越にも他所さまのご子息のみなさんを描くにあたり、本当にドキドキで絵師さま方の底力を痛感いたしました。
雑ですし色も着けられないわたくしにイラストを・・・と、お声を掛けてくださり、ありがとうございました。また、拙いイラストを気に入っていただけたこと、感謝のひと言に尽きます。・゚・(ノε`)・゚・。
あ・・・口上はいいですね。SSを贈ってくださったのは、 『アレキサンドライト』のアドさまです。
(*ノェノ)キャーーーーーーーーッ!!
そうです、あのタイトルだけで堂々と20禁を主張し、フタを開ければ抱腹絶倒、腸捻転で笑死にしそうになるあのサイトさまです。
イラストは、 『僕はロボット』 の主人公ミナト君のお兄さん「ゴージャス・サムライ」さまです。
美しい自分の美貌を120%自覚し、敏腕営業部長のメグちゃんこと田蔵 恵さんを翻弄し果ては世界制服を企む。邪・満載な二十歳、十波・士・十二亜(となみ・さむらい・じゅにあ)くんです。
では、みなさま『続きを読む』からどうぞ!!
今回は、イラストのお礼SS☆キラリ~ン!!第2弾!!
お前は一体何者だ・・と、お思いのみなさま、ひ~~っごもっともでごす(平伏)
実は、この度ご縁があり、他所ブログさまのイラストを3枚描かせて頂きました。
私自身、一年前にイラストを描いたのが十何年かぶりで、こんなに立て続けに描いたのも久しぶりです。今回、僭越にも他所さまのご子息のみなさんを描くにあたり、本当にドキドキで絵師さま方の底力を痛感いたしました。
雑ですし色も着けられないわたくしにイラストを・・・と、お声を掛けてくださり、ありがとうございました。また、拙いイラストを気に入っていただけたこと、感謝のひと言に尽きます。・゚・(ノε`)・゚・。
あ・・・口上はいいですね。SSを贈ってくださったのは、 『アレキサンドライト』のアドさまです。
(*ノェノ)キャーーーーーーーーッ!!
そうです、あのタイトルだけで堂々と20禁を主張し、フタを開ければ抱腹絶倒、腸捻転で笑死にしそうになるあのサイトさまです。
イラストは、 『僕はロボット』 の主人公ミナト君のお兄さん「ゴージャス・サムライ」さまです。
美しい自分の美貌を120%自覚し、敏腕営業部長のメグちゃんこと田蔵 恵さんを翻弄し果ては世界制服を企む。邪・満載な二十歳、十波・士・十二亜(となみ・さむらい・じゅにあ)くんです。
では、みなさま『続きを読む』からどうぞ!!
―メグ×サムライ『時給100万円』―
メグ×サムライ『時給100万円』
9月12日、俺は母校へと向かっていた。
俺の「女神」十波・士・十二亜(となみ・さむらい・じゅにあ)くんとの約束を果たすためだ。
さかのぼること2カ月前、俺の父の会社である「TAKURA TO ME」にやって来ていた見学者のエロぼーや、ミナトくんを送って行った田園調布の手入れの行き届いた庭で、微笑みながら水やりをしていた「女神」に俺は遭遇した。
一目で俺の従兄弟アイザックと恋に落ちたと言うミナトくんは、まだ14歳。
「一目ぼれ」なんて、あり得ないってエロぼーや、ミナトくんに諭しているちょうどそのときだった。
サムライくんは、庭の中央に裸足で立って、ホースの水で虹を作っていた。
金色の髪がキラキラと光って、紫色の瞳がうっとりと細められていた。
奇跡だと思った。
「女神」だ。
ゴメン、ミナトくん「一目ぼれ」は、あった。 認める。
しかし、女神は、なかなかの「やり手」だ。
俺が、骨抜きになっていることを知っていて指一本触れさせずに次々と要求を出す。
大学OBであることを知ると「講演をしに来て」(今日の講演だ)
食事に誘うと「僕の好きなものを食べさせて」(ヒントもくれなかった)
大きな屋敷に一人でいる事を案じると「弟の部屋で寝て」(なんでミナトくんの部屋)
俺の会社への就職を持ち出すと「社長にして」(もう、いいけどさ)
何もかもひっくるめて「承知しましたサムライさま」だ。
言いなりになるのがちょっと嬉しい、俺ってマゾ?
もしかして、ミナトくんは、このお兄さんに鍛えられて筋金入りのマゾッ子になったのか?
つらつら考えながら、おなじみだった学内の駐車場に車を止める。
講堂控室で、サムライくんと待ち合わせだ。
何だ? あの長蛇の列は?
『営業本部長、田蔵 恵先輩、サムライと語る』
講堂の入り口には派手な看板が掲げられていた。
トークショー的にやるからと、質問の書かれた台本まで渡されてはいる。
でも、まだ入場時間まで間があるのに何人いる?
200人?いや、300人を越える人数の学生が並んでいる。
俺を見に来た? まさか? 一介の卒業生だし、たかが営業本部長だ。
並んだ学生に見つからないように、こっそりと控室に入ると
「田蔵さん」
サムライくんの声だ、おおっ、今日は特に綺麗だ。

皮製のベストを素肌に直接着て、いつものショートパンツにサンダルっていう脚を露出したスタイル。
なのに冷房が効き過ぎているからか膝までのロングカーディガンを羽織っている。
「やあ、なんだか雰囲気が違うね」
大盛況の表の事を聞きたかったのに、ついサムライくんに目を奪われる。
何が違うんだろう?
この美しさとキラキラ加減、尋常じゃない。
「今日は、メイクしているからかな? ライトが当たるし、田蔵さんもする?」
メ、メイク? 男がするものなのか? 確かにツヤツヤした肌はそう変わりないが、まぶたの回りに紫色のキラキラとした化粧がされている。
「俺は、いいよ」
「うん、田蔵さんは、そのまんまのスーツ姿が一番似合ってる」
褒められているんだか何だか、サムライくんの視線が俺に合わせられていると思うだけで気持ちが高ぶる、乙女か? 俺?
「いつもより髪もくるくるしてるぞ」
触ろうとするとくすぐったそうに肩をすくめた。
「メイク担当の女の子がやってくれたんだ」
自分でも指を入れてくるくると髪を巻く、そのたびに金色の髪がメイク用の鏡についた丸い電球の灯りで天使の輪のように光り輝く。
「触る?」
首をかしげて訊く声にエロティックな想像をしてしまう。
触りたい、あそこも、ここも。 どこでもいいから。
「触るっ!」
はい、どうぞとサムライくんが一歩近づいて二人の距離が5センチになった。
両手を髪に差し込んでみる。 柔らかくて動かすといい匂いがする。
両の親指を顎にかけて仰向かせると紫色の瞳をぱっちりと開けて俺を見詰める。
「目を閉じて」
触るのは髪だけだと逃げられるかと思ったら拍子抜けするほど素直にまぶたを閉じた。
まつ毛にも化粧が施されているのか? いつもびっしりと長い金色のまつ毛にもキラキラの物体がついている。
この美しさは人間じゃない。
吸い寄せられるように唇を重ねるとサムライくんの手が俺の両肘を捕まえる。
止めさせるつもりは無いらしいが、積極的でも無い。
させてやる、みたいなこの態度。
このやろう…計算づくなのか?
後編→
素敵SSに、ぜひ!!

にほんブログ村
凄いですね~要求のオンパレードですね~
彼、サムライくんは飛び級もしちゃう天才児です。
天才は世渡りの仕方も一般ピープルとは違うのです(笑)
流石ですサムライお兄ちゃん!
実は、アドさまは只今Mさまに土中に埋められていまして、今回半分のみ与えていただくことが出来ました。残りは、Mさま次第・・・ということでしょうか。
アドさま、どうかご無事で・・・残り、楽しみにお待ちしております。
メグ×サムライ『時給100万円』
9月12日、俺は母校へと向かっていた。
俺の「女神」十波・士・十二亜(となみ・さむらい・じゅにあ)くんとの約束を果たすためだ。
さかのぼること2カ月前、俺の父の会社である「TAKURA TO ME」にやって来ていた見学者のエロぼーや、ミナトくんを送って行った田園調布の手入れの行き届いた庭で、微笑みながら水やりをしていた「女神」に俺は遭遇した。
一目で俺の従兄弟アイザックと恋に落ちたと言うミナトくんは、まだ14歳。
「一目ぼれ」なんて、あり得ないってエロぼーや、ミナトくんに諭しているちょうどそのときだった。
サムライくんは、庭の中央に裸足で立って、ホースの水で虹を作っていた。
金色の髪がキラキラと光って、紫色の瞳がうっとりと細められていた。
奇跡だと思った。
「女神」だ。
ゴメン、ミナトくん「一目ぼれ」は、あった。 認める。
しかし、女神は、なかなかの「やり手」だ。
俺が、骨抜きになっていることを知っていて指一本触れさせずに次々と要求を出す。
大学OBであることを知ると「講演をしに来て」(今日の講演だ)
食事に誘うと「僕の好きなものを食べさせて」(ヒントもくれなかった)
大きな屋敷に一人でいる事を案じると「弟の部屋で寝て」(なんでミナトくんの部屋)
俺の会社への就職を持ち出すと「社長にして」(もう、いいけどさ)
何もかもひっくるめて「承知しましたサムライさま」だ。
言いなりになるのがちょっと嬉しい、俺ってマゾ?
もしかして、ミナトくんは、このお兄さんに鍛えられて筋金入りのマゾッ子になったのか?
つらつら考えながら、おなじみだった学内の駐車場に車を止める。
講堂控室で、サムライくんと待ち合わせだ。
何だ? あの長蛇の列は?
『営業本部長、田蔵 恵先輩、サムライと語る』
講堂の入り口には派手な看板が掲げられていた。
トークショー的にやるからと、質問の書かれた台本まで渡されてはいる。
でも、まだ入場時間まで間があるのに何人いる?
200人?いや、300人を越える人数の学生が並んでいる。
俺を見に来た? まさか? 一介の卒業生だし、たかが営業本部長だ。
並んだ学生に見つからないように、こっそりと控室に入ると
「田蔵さん」
サムライくんの声だ、おおっ、今日は特に綺麗だ。

皮製のベストを素肌に直接着て、いつものショートパンツにサンダルっていう脚を露出したスタイル。
なのに冷房が効き過ぎているからか膝までのロングカーディガンを羽織っている。
「やあ、なんだか雰囲気が違うね」
大盛況の表の事を聞きたかったのに、ついサムライくんに目を奪われる。
何が違うんだろう?
この美しさとキラキラ加減、尋常じゃない。
「今日は、メイクしているからかな? ライトが当たるし、田蔵さんもする?」
メ、メイク? 男がするものなのか? 確かにツヤツヤした肌はそう変わりないが、まぶたの回りに紫色のキラキラとした化粧がされている。
「俺は、いいよ」
「うん、田蔵さんは、そのまんまのスーツ姿が一番似合ってる」
褒められているんだか何だか、サムライくんの視線が俺に合わせられていると思うだけで気持ちが高ぶる、乙女か? 俺?
「いつもより髪もくるくるしてるぞ」
触ろうとするとくすぐったそうに肩をすくめた。
「メイク担当の女の子がやってくれたんだ」
自分でも指を入れてくるくると髪を巻く、そのたびに金色の髪がメイク用の鏡についた丸い電球の灯りで天使の輪のように光り輝く。
「触る?」
首をかしげて訊く声にエロティックな想像をしてしまう。
触りたい、あそこも、ここも。 どこでもいいから。
「触るっ!」
はい、どうぞとサムライくんが一歩近づいて二人の距離が5センチになった。
両手を髪に差し込んでみる。 柔らかくて動かすといい匂いがする。
両の親指を顎にかけて仰向かせると紫色の瞳をぱっちりと開けて俺を見詰める。
「目を閉じて」
触るのは髪だけだと逃げられるかと思ったら拍子抜けするほど素直にまぶたを閉じた。
まつ毛にも化粧が施されているのか? いつもびっしりと長い金色のまつ毛にもキラキラの物体がついている。
この美しさは人間じゃない。
吸い寄せられるように唇を重ねるとサムライくんの手が俺の両肘を捕まえる。
止めさせるつもりは無いらしいが、積極的でも無い。
させてやる、みたいなこの態度。
このやろう…計算づくなのか?
後編→
素敵SSに、ぜひ!!

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凄いですね~要求のオンパレードですね~
彼、サムライくんは飛び級もしちゃう天才児です。
天才は世渡りの仕方も一般ピープルとは違うのです(笑)
流石ですサムライお兄ちゃん!
実は、アドさまは只今Mさまに土中に埋められていまして、今回半分のみ与えていただくことが出来ました。残りは、Mさま次第・・・ということでしょうか。
アドさま、どうかご無事で・・・残り、楽しみにお待ちしております。
いつもNight Gateで耽美な作品を楽しんでいる皆様にはガクッと来るアホ話で恐縮なんですが、紙魚さんが描いて下さったイラストのサムライの美しくって腹黒そうなこと!!!
イメージぴったりで嬉しくなってしまいた。
埋められていることもアリ(ウソ)半分しか、進呈できませんでしたが、先ほど書きあがりましたので、お客さんが来ている合間にでも見直して0時アップいたしますね(ホント連休は、これだからイヤ)
アップして頂いてありがとう(*^▽^*)ございます。つづきもヨロシクね♪