BL・MLに関心の無い方 18歳以下の方はご遠慮くださいませ。大人の方の自己責任においてのみの閲覧を お願いします。


プロフィール

紙魚

Author:紙魚
近畿に生息中。
拙い文章ですが、お読み頂けましたら嬉しいです。


紙魚は著作権の放棄をしておりません。当サイトの文章及びイラストの無断転写はご遠慮ください。
Copyright (C) 2008 Shimi All rights reserved

*お知らせ*
長らくみなさまから頂戴した拍手コメント・メールへのお返事は、別ブログの”もんもんもん”にてさせて頂いていましたが、2016年4月より各記事のコメント欄でお返事させて頂くことにしました。今まで”もんもんもん”をご訪問くださり、ありがとうございました。く



    
参加ランキング
FC2カウンター
*
検索フォーム
QRコード
QRコード
19

Category:

Tags: ---

Comment: 18  Trackback: 0

花喰い 下 『秋の特別企画』参加作

  ―花喰い 下―

 風呂にいるはずの福井 朋樹が立っていた。
 朋樹は、Tシャツに膝丈のパンツという湯上りのラフな姿で呆気にとられる忠桐の前に立つと、ニッコリ笑う。

 「忠桐、好きだ」
 真正面から唐突に切り出され、邪険に眉間に皺を寄せた。
 「朱温、目が明後日の方向を向いてるぞ」
 どんなに自分の惚れている相手に似せようと、左右の目がカメレオンみたいに忙しなく動いていたのでは、お粗末過ぎて興も醒めるというものだ。

 朋樹の貌は嬉しそうにニヤリと笑うと、「所望とあればよの。ただし、ちと”高こう”つくがの」と、弾んだ朱温の声で言うと、止める間もなくグリリと、瞳の焦点を合わせた。
 途端に、自分が恋焦がれて止まないクラスメイトと寸分違わぬ姿が現れ、自分を見つめる熱っぽい瞳にゾクリと心臓が跳ね上がった。

 ハンドボールで鍛えられ締まったしなやかな肢体。
 部活焼けの小麦色の肌からはいつも太陽の匂いがした。好奇心と素直さがそのまま現れたキラキラと輝く黒い瞳は健康優良児の名を縦(ほしいまま)にする朋樹に相応しい。
 今はその躰から湯上りのボディソープの匂いが立ち上がり、肌はうっすら上気し、普段ではありえない破壊レベルの色香を醸す。朱温が自分の願望を汲み取って都合よく体現しただけで、目の前の朋樹は偽者だと釘を打つ頭を難なく悩殺してくる。
 目を見開き固まった忠桐を、黒々と艶めく瞳で朋樹がクスリと笑った。

 「何見てんのさ?オレの顔になんかついてる?」
 そう言いながら脇を抜け、畳に広げられた水盤や散らばった枝花を見た。
 「花、活けてたんだ。もしかしてオレ、邪魔した?」
 「いや・・・・」
 フワリと笑う朋樹の躰から艶やかな色が匂う。
 「じゃ、最後まで活けちゃえよ待っててやるからさ」
 これは、朱温の仕組んだまやかしだと思いながらも、目の前の朋樹にペースを持っていかれ、水盤の前にもう一度坐り山査子を手に取った。

 水盤を挟んで胡坐を掻いた朋樹が直角の方向に坐った。
 頭のどこかでこれは朱温の罠だという警笛を聞きながら、濡れたままの髪で胡坐に頬杖をつき、山査子の枝を落とす手許を興味深げに見詰める朋樹に心が乱れる。
 二本目の竜胆を生け、白い花を手に取ると「それは、なんていう花?」と訊いてきた。
 「孔雀草」
 小さな黄色の丸い花芯から細長い白い花弁が放射状にぐるりと囲む。
 孔雀が羽を広げるような花弁の姿がその名の由来だ。可憐な花には野草の趣があり、一枝に大量についた花や葉を落とし形を整えていくことで、一本の花を芸術の域ににじり寄せる。
 「ふうん」
 「花には詳しいくせに聞くなよ。朱温」
 自分に現実を言い聞かせるように、わざと小狡い奸計を計る鬼の名前を口にした。
 目の前の朋樹はそれには応えず、ただ潤んだ流し目をチラッと孔雀草から忠桐に移しただけだった。

 なんとか”可”程度に整った孔雀草を剣山に刺そうと差し出した時、手首を日焼けした手に掴まれる。意外なほどに冷たい指先に躰の中心にある何かが震え、手首を掴む指先から痺れに似た熱が躰の隅々まで伝播する。    
 弾かれたように振り向くと、頬に息がかかるほど迫った朋樹の顔が熱っぽい炎を瞳に点し妖しく微笑んだ。
 「これ食べさせて。忠桐」
 艶々と熱に潤む視線を逸らさず孔雀草に顔を近づけると、花のひとつを口に食み、顎をすうっと横に引いて白い花を引っ張った。花はプツと幽かな音を立てて茎から離れ朋樹の唇に留まった。

 立体感のある唇に挟まった白い花が扇情的で、躰の芯が焼けるのを感じながら朋樹の唇に釘付けになった目が離せなくなる。
 罠だ、これはまやかしだとか、朱温がどうだ。という考えは頭から霞の如く消え去り、ただ血色の良い艶やかな唇に映える白い花に見蕩れた。

 その花がはらりと唇から落ち、妙な喪失感を覚えた次の瞬間、唇に柔らかくてあたたかいものが重なった。花の香のする吐息が頬を擽り、自然の流れに押し流されるようにしなやかな背に腕を回した。
 唇の表面が蕩けそうなほどの甘い熱が気持ちよくて、もっと捕まえようと舌を差し込もうとした矢先、唐突に甘やかな熱は唇を去り、濡れた表面がひんやりとした秋の夜風に晒された。

 それなのに、一旦ともった熱は止まらず沸騰した欲望がはちきれそうになる。
 目許を緋に染めた朋樹が吐息を洩らし 「ゴメン」 と小さな声で謝って来た。
 朋樹の謝る声に何かが発動した。何がどうなったのか自分でも解らず、気がついた時には朋樹の躰を畳の上に押し倒していた。
 濡れて艶めいた黒髪が畳にくっきりと映え、謝罪を口にした黒い瞳は言葉と裏腹な、強い誘惑の笑みを浮かべ見上げている。

 「唇が熱い・・・なあ、もっとキスしてくれよ、忠桐」
 真昼を連想させる日に焼けたしなやかな肢体を自分の下に組み敷く。このシーンを自分は何度頭の中で想像し、何度その先の行為を繰り返しただろうか。

 服地を通して伝わる朋樹の脈拍が、自分の心臓のリズムと絡まって次第に共鳴し大きく振れながら大音響となって2人を包み、朋樹の魂と一体となったかのような錯覚を起こさせる。
 ともに共鳴する魂と何もかも分かち合い共有したいような気持ちになり、忠桐を誘うようにゆるく隙間をあける唇にキスをしようと、ゆっくり上半身を沈めていった。

 忠桐を待ちわびる朋樹の唇が、興奮を抑えられぬようににニヤリと嗤う。

 今にも唇が触れんとしたその時、突然背後の襖がタン!と高い音を立てて開いた。
 全ての流れが魔法が解けたように止まる。
 「忠桐ぁーっ、こんなとこにいたのかよ! んもおぉぉ、おまえんち広すぎっ。あちこち探し回っちゃったじゃねーの。おっと、風呂、サンキューな。ん、ん? お前、這い蹲って何してんの?」
 首からタオルを掛けランニングに短パン姿の朋樹が戸口で勢いよく捲し立て、目を瞬かせながら立っている。
 さっきより露出度は高いのに、あの匂いたつような色香は微塵もない。

 「トモ・・・・」
 振り向くと組み敷いていた朋樹(朱温)の姿はなく、孔雀草の白い花がひとつ畳の上に落ちている。辺りに頭がくらくらするほど強い花の匂いが充満していた。

 「な、晩メシは宅配ピザにしてさ、お前の部屋でゲームしながら食おうぜい」
 部屋の空気が入れ替わり、一気に瑞々しい新鮮な空気が花の香を押し流してゆく。
 肌に蓄積した熱も清々しい空気に洗い流され、平常心が戻ってくる。
 「いいけど、その前にお前の使う客用の布団を出しにいかないとな」
 「そんなの面倒くせぇし、いいって。お前のベッド、セミダブルだろ。ちょっと狭ぇけど2人で寝ればいいじゃん」
 
 「・・・・・」
 
         『チイーーッ。手篭めにするつもりの癖に・・・』

 「んな、それより早くお前の部屋行こうぜ。オレ、ポテチとかコアラのマーチとかと一緒にジャ○プの最新号も買ってきてっからさ、ピザが届くまで食いながら読もうぜ」
 朋樹は元気印全開で戸口で仁王立ちになり、ガキのように喚いている。
 お前の頭の中は、食い気とゲームと漫画だけかよ。
 溜息交じりの苦笑が零れた。
 どうすれば、このお子様を手篭めに出来るってんだ? 誰か教えてくれよ。

 急かされて畳に広げた懊悩の残骸を片付ける。
 水盤を手に取ると、中途半端に剣山に刺さった竜胆と孔雀草の花の部分が綺麗に消えていた。

        「もちっとであったのにのう・・・・」
 月隠りの庭の暗がりから、口惜しげな朱温の声がした気がした。

 朋樹は廊下で濡れた髪を手櫛で乾かしながら忠桐を待っている。何においても適当で大雑把だ。ふと傾げた項に、キスをせがんだあでやかな朋樹の貌が重なる。

        「難儀よ」

 部屋の灯りを消し、庭に背を向けた忠桐は朋樹と過ごす夜を思い、複雑な笑みに口角を引いた。



←花喰い 上

<<関連作品>>
flower  Ⅰ ―放春花
flower  Ⅱ ―Sakura Spiral
 



 □□最後までお読みいただき、ありがとうございます(*^_^*)ペコリ

  
  学生時代の後輩で邪鬼が見えると言う人がいました。私のはそういう霊感
 みたいなものはありませんので、本当かどうかは定かではありませんが、もう少し
 詳しく聞いておけばよかったと思いました。
 こういう話が書けるのも、お題があってのことだからだと思います。

 令和2年にラストの表現を少し変えました。2度目に読まれた方は、印象がちょっと変わったかもしれません。

 企画を立ち上げてくださったKさま、ぎりぎりでの突然参加で本当にすみませんでした。
 春に続き、秋の素敵な企画をありがとうございます。

                             紙魚

 

  拍手ポチ、コメント、村ポチと・・本当に、いつもありがとうございます。
  大変、励みになります。。
 

  ブログ拍手コメントのお返事は、サイトの”もんもんもん”の
 ブログ拍手コメ・メールのお返事からか、もしくは*こちら*から


にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ

続き書いてもいいよ~♪
と思っていただけましたらポチっとお願いします。

テーマ : BL小説    ジャンル : 小説・文学

Comments

こんばんは!すごく好きですこの雰囲気!!文章が匂います匂いますいいにおい…

続きがあるなら是非また読みたいです…!
Re: タイトルなし
 ならさま、こんばんは。

 お読みくださり、ありがとうございます。
 も、かなり地味な話で、書いたもののUPを悩んでしまいました。
 最後は時間に追われるように更新、、ドキドキでした。
 ならさまに好きな雰囲気と行っていただけて、本当に嬉しいです。

 ならさまもこの企画に参加されているのですね。
 改めて、また伺わせいただきますね。

 コメント&ご訪問、感謝です!
きゃぁ~~~!!
お疲れ様でしたっ!!(正座)
ここにもファンタジー!!(っていうのかな?/笑)
邪鬼が見えるって楽しそうですよねぇ・・・
つうか、自分はめっちゃくちゃ怖がりなのでお友達にはなれないと思うけれ
ど・・・。

こういったお話を拝見すると見て見たいナァ~~とは思います。
でも邪念の多い大人には見えないよね!わっはっは

もう一歩のところ・・・ 残念だったと言って良いのだろうか?
う~~ん 複雑な心境ですが、
きっと今はこれで良かったんだと思います。
楽しみは先送りね♪

楽しいお話をありがとうございましたっ!!
Re: きゃぁ~~~!!
 おお、寝る前に修正箇所を思い出し覗いたら伽羅さまが・・・

 この度は本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
ご自分のサイトを企画で解放してくださる伽羅さまの太っ腹なところに
感服いたします(ぐうたらな私には絶対無理です~(笑)

> つうか、自分はめっちゃくちゃ怖がりなのでお友達にはなれないと思うけれ
> ど・・・。
 本当は邪鬼が見えても相手をしてはいけないそうです。
 私もきっと見た目でアウトっぽいので、残念ですかお友達にはなれないかと(笑)

> もう一歩のところ・・・ 残念だったと言って良いのだろうか?
 朱温からすれば残念ですけど、忠桐からしたら助かった、、ということに
 なりますね~。でも、しつこそうな邪気ですので、またアタックしにやってくると思います。

> 楽しみは先送りね♪
 学生なので、頭を使ってがんばって欲しいと・・・完全に使うとこ、間違ってますね

> 楽しいお話をありがとうございましたっ!!
 こちらこそです。
 明日から少しまたばたつきますので、落ち着いたら皆さんのも拝読しに伺います。

 コメント&ご訪問、ありがとうございました!
これが推敲なしの
トコロテン出し(何か、意味が違って見えるのは、きっと気のせい…)とは思えない完成度。
すごいです~、そんでもって、色っぽいです。
朱温と言う異形のものの姿形もすんなりイメージできるし、またキモ可愛さも感じられて、何だかわたくし、『彼』のファンになってしまいました(笑)。
クールな忠桐君が、朱温だとわかりつつも惑ってしまうところが、「恋に道理があるじゃなし」って感じで、大人びて見えても『元気』な男の子なんだなぁと。

こう言う現実の中にひょっこり異世界を混ぜることが出来、それがちっとも不自然じゃなく、そして独特の『紙魚ワールド』を壊すことなく書けるところが、妬けます(笑)
この高校生のシリーズ、大好きなので、拝読出来て嬉しかったです。

紙魚さんも実家に帰られるのですか?
私もです。
ケーブルTVが入ったので、韓流にハマっている機械に疎い母に、録画の仕方やら何やらレクチャーしに行きます。
正月休み以上の日数なのに、ふ、不毛だ(そして私は花?の独身なのに~)
長々失礼しました。ではまた♪
うわぁ……!!
匂い立つような和物ファンタジー!! さすが紙魚さん!!!
このシリーズで月を書いて下さるとは。
紙森さんの読んだときも思ったけど、先に投稿しちゃって良かったです。

flowerシリーズ、これまではもう二人は恋人同士で、しかも朋くん視点でしたよね?
高校生の男子が華、というところが既にツボなのに、あやかしが見えて何か狙われてるんですね……朱温とのやりとりもとてもいい。忠桐くん視点、すごく好きです!
また彼らにどこかで会えるといいなと思いつつ。
素敵なSS、ありがとうございました。
こんばんは!はじめまして。
はじめまして!花喰い、素敵でした。記憶に残って、
2回読んじゃうくらい。
文章から匂い立つような(なにかが・・・あ、ならさまが
感じたのと同じ匂いかな)
美しさを感じました。ああ、この雰囲気、耽美で切なくてコミカルで密やか。
朱温はエロいことして交わることで、彼と契約?するんでしょうか。
隠微・・・。
忠桐くんと朋くんが、どんな過程を経て恋人になったのかも
興味があります。
いいなあ、忠桐くん。
素敵なss、堪能させていただきました!
うーーん、なんとも不思議なテイストのお話しですね。
るかさんの「耽美で切なくてコミカルで密やか。」に一票
朱温の化けた朋樹と、本物の朋樹との落差に笑いました。
こんなお子様をどうやって堕としたのでしょうか?
朱温を受け入れるのでしょうか?
まだまだ楽しみなしりーずです。←勝手にシリーズにしている。
コアラのマーチ(;´Д`)
全くもって、難儀ですなぁ(笑)

薄気味の悪い(朱温ちゃんゴメンね)風体で美しい花が好物。
そんでもって、忠桐の想い人に化けて誘惑。うふふ。
月の光が怖くて月の出ない日にしか出て来られない..
忠桐の中に飼われたら、ホントはそのお月さまを思う存分眺めてみたいのかも..?と勝手に想像して楽しんでます('-'*)エヘ

とっても面白かった~♡前二作の切なさ満載のも良かったけど、今回のちょっと笑える不思議なお話もグーでした!この高校生コンビ大好きですd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ


昨日は幼稚園の運動会でした。素晴らしい秋晴れのなか、徒競走の最後尾を笑顔で独走する我が息子..いい。それでいいんだ(笑)
そして昨日の振替を含め、今日から4連休...連休嫌い~~~ヾ(。`Д´。)ノ
夫は仕事デス(-_-)チッ
は、爬虫類、両生類のたぐい好きなんです。かえるとかカメレオンとか。トカゲとかヤモリ(こちらの方言でカベチョロ♡)とかいると追いかけてしまうんです。
(前世は猫か?)
で、花喰いの邪鬼・・・好きです。いいです・・・。あ~、このあと花喰いと何かあるのか、お子様の朋樹を大人にできたことと関係があるのか・・・。

あまり関係ないですが、うちの武闘派娘はその男っぷり暴君ぶりに呆れられて、ついに部活顧問から男子バスケ部のキャプテン代理に任命され男名をいただきました。
はい、トモキといいまして1年男子部員からトモキ先輩とよばれているそうです・・・・。ちょっと、名前が同じで親近感が・・・。

Re: これが推敲なしの
 紙森さま、ようこそです!

 レスが遅くなり、本当にすみません!
 紙森さんもご実家にお帰りだったんですね。私は初日ちょこっと実家で、その後は隣県で昨日まで海沿いのキャンプでした。最初、このプランを相方から聞いた時は冗談かと思いましたが、彼は至極真面目だったようで、日差しと蚊と潮風、それに移動で今日はクタクタでほとんど廃人状態です。こういう時、もう若くないんだと再認識させられます(苦笑)

> トコロテン出し(何か、意味が違って見えるのは、きっと気のせい…)
 確かこの表現をされているのを見たのは、Lさんのコメでだったんですけど、すごくぴったり言い当てた言葉だと・・・出来たら押し出すみたいな(笑)。
BL書きならではの喰い付き(笑)、ありがとうございます♪

> すごいです~、そんでもって、色っぽいです。
 わ、色っぽいと言って頂きありがとうございます。
 しかも、キモカワ?(笑)の朱温のファンだなんて!!(゚ロ゚屮)屮オヨーーー!嬉しいです。
 今回、いつもの「flower」カプにちょいひょうきんな朱温を入れて(忠桐もガッついてるし(笑)いつもと違ったライトな?仕上がりになりました。

> そして独特の『紙魚ワールド』を壊すことなく書けるところが、妬けます(笑)
 細やかな心情表現と、精神性の高い作品を書かれる憧れの紙森さんからそんな風に言っていただけるなんて本当に勿体無いです!!

> この高校生のシリーズ、大好きなので、拝読出来て嬉しかったです。
 わわわ、こちらこそありがとうございます!
 紙森さんの「お兄ちゃんズ」秀逸でした。
 こちらの感想はclapで入れさせていただきますね。

 コメント&ご訪問、ありがとうございました!!
Re: うわぁ……!!
 りりさま、ようこそです♪

 遅レス、本当に申し訳ありません~~。
 連休はいかがお過ごしだったでしょうか?私は、老体に鞭打ってキャンプに挑み、ほとんど使い物にならない廃人と化しています。PCに明け暮れる生活が仇になったようです(苦笑)

> このシリーズで月を書いて下さるとは。
 強引にラヴァーズで行こうと思っていたら、時期が完全にズレていてもう、これしか使える手持ちがなかったんです。結果、時間がなくてギリギリのUPでした凹

> 紙森さんの読んだときも思ったけど、先に投稿しちゃって良かったです。
 紙森さんのも和物ですね♪今回は、本当に時間もなかったので、書くと決め手から書き終わるまではどなたのも読むのをやめようと思い、自分的にはブルドーザーのように書いて(笑)押し出しでUPしました。
 今から思うと本当に読むのをやめといてよかったです。
 読んでいたらきっと投稿は出来なかったと思います(´▽`;
 
>朱温とのやりとりもとてもいい。忠桐くん視点、すごく好きです!
 朱温を入れ、やり取りもコミカルで今までと毛色の違った内容なので、読まれる方に受け入れて頂けるか心配だったのですけれど、好きと言って頂けて嬉しいです。

> 素敵なSS、ありがとうございました。
 こちらこそです!!
 りりさんところの研ぎ澄まされた愛を読んで拙宅に戻り只今、放心中の紙魚です。

 コメント&ご訪問、ありがとうございます♪
 (イラストの件、教えていただいてありがとうございます!
 マジで鼻血が出そうなくらい感激しました!)
Re: こんばんは!はじめまして。
 るかさま、はじめましてです。

 遅レス、本当に申し訳ございません。
 Mさまのところでいつもお名前と楽しいコメントを拝見しているので、なんかよく知っている方のような気がしてました(笑)

> はじめまして!花喰い、素敵でした。記憶に残って、
> 2回読んじゃうくらい。
 うおおおっ!2回も!!トコロテン出し(また・・・)の文章でお恥ずかしいです。
 でも、るかさまの記憶に残れるものが書けて私も嬉しいです。
 ありがとうございます!

> 文章から匂い立つような(なにかが・・・あ、ならさまが感じたのと同じ匂いかな)
> 美しさを感じました。ああ、この雰囲気、耽美で切なくてコミカルで密やか。
 ひゃあああ~このような短編に、なんという勿体無いお言葉。
 私は、ひたすらるかさまのところのファンタジックで官能的な高層カーテンウォール○○が頭から離れません(//▽//;)
 
> 朱温はエロいことして交わることで、彼と契約?するんでしょうか。
 たぶん、契約の方法は他にもあるんでしょうけど、朱温からするとこれが一番手っ取り早い方法で効果的(?)なんだと思います。

> 忠桐くんと朋くんが、どんな過程を経て恋人になったのかも
> 興味があります。
 いつか機会があったら書いてみたいです。理想としては忠桐には朱温の力は借りないで自力でGETを目指して欲しい母心(笑)です。

 コメント&ご訪問、ありがとうございます。
 これを機に、今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
Re: タイトルなし
 Route Mさま、こんにちは♪

 レスポンスが遅くなって本当にすみません。

> うーーん、なんとも不思議なテイストのお話しですね。
 初、あやかしものです(笑)
 普段からあやかしめいたモノは書いている気はするのですけれど(魑魅魍魎だらけで・・・

> るかさんの「耽美で切なくてコミカルで密やか。」に一票
> 朱温の化けた朋樹と、本物の朋樹との落差に笑いました。
 朱温の化けた朋樹はあくまで忠桐の願望を具現化したものなので、
 実際の朋樹というキャラクターとは、かなりの差があると思います。
 ほんとうに、どうやったらこんなお子様が堕せるのでしょう?(笑)
 次を書くまでに考えておきますね。

> まだまだ楽しみなしりーずです。←勝手にシリーズにしている。
 お、シリーズになってる。ありがとうございます♪
 『flower』に関しては、この先も突発的にSSで書くことになると思います。

 コメント&ご訪問、ありがとうございます!
Re: コアラのマーチ(;´Д`)
 シマシマ猫さま、こんにちは♪

> 全くもって、難儀ですなぁ(笑)
 忠桐、、、実はこんなものを抱えてました(笑)

> 忠桐の中に飼われたら、ホントはそのお月さまを思う存分眺めてみたいのかも..?と勝手に想像して楽しんでます('-'*)エヘ
 朱温は子供のような素直な欲求と好奇心を持つ邪鬼と言う設定なので、忠桐についていって、なんでも見てみたいと思っているはずです♪朱温を書いている間、可愛さは全然違いますけど、絵本の『バムとケロ』シリーズのケロちゃんが頭の中をドタドタ走り回っていました(笑)

> とっても面白かった~♡前二作の切なさ満載のも良かったけど、今回のちょっと笑える不思議なお話もグーでした!この高校生コンビ大好きですd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ
 わ~~い、”大好き”ありがとうございます!
 今までのとはちょっとテイストが違っていて、やや軽め・・しかもあやかしものということで敬遠される方もいらっしゃるかなと思っていたのですけど、”グー”と言って頂けてよかったです。

> 昨日は幼稚園の運動会でした。素晴らしい秋晴れのなか、徒競走の最後尾を笑顔で独走する我が息子..いい。それでいいんだ(笑)
 そう、それでいいと思います。まず、楽しくなくちゃね♪かくいうウチの息子も徒競走ではいつもビリです。でも、逃げ足だけはビックリするくらい速いですε=( ̄。 ̄;)

> そして昨日の振替を含め、今日から4連休...連休嫌い~~~ヾ(。`Д´。)ノ
 連休、お疲れ様でした。シマ猫ちゃんはどんな連休をお過ごしだったでしょうか?
 私は、実家に行った後、海辺のキャンプ連泊で完全ダウンです=3
 今日も朝からキャンプ用品の後片付けを1人で細々やっています。
 若い時は嬉しかった連休も、立場が変わると・・・・また違ってきますよね(笑)

 コメント&ご訪問、ありがとうございました♪
Re: タイトルなし
 くろねこさま、ようこそいらっしゃいませ!

 遅レス、ごめんなさい~~。やっと連休が明けて青息吐息の紙魚です。
> は、爬虫類、両生類のたぐい好きなんです。
 カワイイですよね~~。私も蛙が好きで、雨蛙を1年半ほど飼っていました。でも、餌代(生きた虫)がバカにならなくて、猫の餌代よりかかりました。しかも脱走した餌のコオロギが家具の裏で鳴いてたりしてて・・・もう本当に、餌に大変でした・・・=3

> このあと花喰いと何かあるのか、お子様の朋樹を大人にできたことと関係があるのか・・・。
 この話を書くのはまだまだ先になりそうですので、お子様朋樹との絡みを それまでにゆっくりと考えたいと思います。

> あまり関係ないですが、うちの武闘派娘はその男っぷり暴君ぶりに呆れられて、ついに部活顧問から男子バスケ部のキャプテン代理に任命され男名をいただきました。
 暴君・・・(笑~)勇ましいですね。女子で、男子バスケ部のキャプテン代理なんて、すごいです!!しかも、男名がもらえるなんて・・・そんなの有りなのですか?
 うーーーん。それだけで、青春ストーリーが一本出来てしまいそうです(* ̄∇ ̄*)
 BL書きとしては、男子の生態を間近で見られるお嬢様の立場が非常に羨ましい(そこか?)です♪

> はい、トモキといいまして1年男子部員からトモキ先輩とよばれているそうです・・・・。ちょっと、名前が同じで親近感が・・・。
 か、かっこいいっす!トモキ先輩・・・きっと、朋樹もハンドボール部の後輩からそう呼ばれていますね。。。嬉しい偶然です♪

 コメント&ご訪問、ありがとうございました!!
おおっケロちゃん!!
バムとケロ大好きです~~♡シリーズ全部もってます。息子が生まれる前から。ガラゴも可愛いですよね♪
義妹に勧められて初めて出会った時はホントに感激して、なんかもうじっとしていられなかったですウミュゥゥ!! o(≧~≦)o
「ほら母ちゃん好きなやつ」と、寝る前の絵本タイムに息子がよく持ってきてくれます(笑)

なるほど、ケロちゃんかー。イメージ的には朱温さんと近いものありますよね。
なんか憎めない感じが。
とすると..忠桐がバム?大人だし。バムって大人だな~といつも感心しちゃうんで。でもそれじゃ絵的にマズい!萌えない(笑)

何度もお邪魔してごめんなさい~(≧×≦;)
Re: おおっケロちゃん!!
 シマシマ猫さま、ようこそです!

> バムとケロ大好きです~~♡シリーズ全部もってます。
 ウチにもありますよん♪
 私が大好きで、息子も大好き。さすがに最近は言いませんが、私も
 息子が幼稚園くらいまではせがまれて何度も読んで聞かせました。

> なるほど、ケロちゃんかー。イメージ的には朱温さんと近いものありますよね。
 ケロちゃんをググッと不気味にした感じかな(朱温、スマン・・・(笑)

> なんか憎めない感じが。
 そうなんです、ケロちゃんもたいがいなやんちゃぶりを発揮してくれるん
 ですけど憎めないんですよね。
 朱温のすることはひと言”やんちゃ”では片付けられませんけど。。

> とすると..忠桐がバム?大人だし。バムって大人だな~といつも感心しちゃうんで。でもそれじゃ絵的にマズい!萌えない(笑)
 (爆)朱温にキレてマジで蹴倒そうとする忠桐は、バムにはなれないと
 思います。確かに押し倒しても絵にならんですしね(笑)マニアっぽい・・?
 や、子供の純粋な世界をケシカラン大人の妄想で穢してはイカンですね(笑)

> 何度もお邪魔してごめんなさい~(≧×≦;)
 いえいえ~~。いつでも、何度でもお越しくださいませ♪

 それと、すみません(汗。。ちょっといま連休疲れでダウンしていまして、、
 ラヴァーズ最終話、もう少しお待ちくださいませm(_ _)m

 コメント&ご訪問 ありがとうございます。

Leave a Comment