10 ,2008
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□18禁的表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください□
やばい・・・、名前を呼ばれただけで、呆気なく白旗を揚げてしまいそうだった。
強請って呼ばせた自分の名前は、満足を通り越して下半身を直撃してきた。
「なるほど、貴方の武器は その瞳だけでは無いという事ですか」
周の瞼が紅に染まり、瞳が悩殺すれすれの色気を放って鳴海を見上げる。
その口許は嘲笑うかのように口角が吊り上ってる。
「速攻で陥落させてやる。俺達はイーブンじゃない。
最後に平伏すのは鳴海、お前だ」
「本気を出したというわけですか。
では、私も気合を入れて掛からないといけませんね。
今日から、私達の関係がどう変わるのか楽しみだな」
そうだ、これくらいなんて事は無い。鳴海を取り込むチャンスだ。
そう自分に言い聞かせ周は瞳を閉じた。
鳴海はYシャツのボタンを全て外すと前を肌蹴て、贈り物の美しいラッピング剥がしていくかのようにゆっくり指を肌の上を滑らせながら、質の良い生地を肘の辺りまでずらした。肘から先にシャツが残る事で、大きな動きが制限される。
厚くも無く、かといって薄っぺらでもない 程よく筋肉の附いた肩や胸部が露になる。
美しい上半身に出来て間もない鬱血痕が 昨夜の男の執拗さを証明するように散らばっている。鳴海は自分もネクタイを抜き取りながら 嫌悪に顔を顰めた。
「この程度で驚いてんのかよ。自分でデリバっておいて、呆れるぜ」
周はそう言うと、底意地の悪い、小馬鹿にするような薄ら笑いを浮かべた。
「下はもっと凄いぜ。神前の執着に、びびって逃げ出すなよな」
鳴海は一瞬 鼻白むが、やがて気が抜けたようにふっと笑う
「望むところです」
堕ちる時は呆気ないものだ。
長い間、狙って来た獲物を手にしたというのに、あまりの手ごたえの無さに物足りなさすら感る。いや、まだまだこれからだ。もっと貶めて、自分の意のままになるよう手懐けてやる。
自分の思いのまま媚態を曝け、従順に身体を開く周を想像しただけで、情欲が煽られ体中の血液が興奮に沸騰しそうだ。
鳴海は暗い嗤いを浮かべながら、下衣を下着ごと抜き取った。
確かに上半身とは較べものにならないほど酷い有様だ。望まぬ関係に躯を差出し、抵抗を諦め蹂躙を許し美しい生贄となる事を自らに科した服従の証は、鳴海の嗜虐心を煽り、新たなる残忍な興奮を呼ぶ。
柔らかい足の付け目辺りに集中して付けられた鬱血痕には、赤い歯形まで残っている。形の良い茎の根元にも赤黒く充血した後があった。
まるで、此処にはおらぬ神前が自分に向かって威嚇をして来るようだ。
神前は、生贄であるはずの周に完全に捕らえられてしまっている。愚かな事だ。
俺なら、そんなヘマはしない。
柔らかい項に顔を埋め白い花の香りを堪能し動脈の上を吸い上げながらなぞると、周が短く息を吸い込み緊張するのがわかる。
ペニスの根元の鬱血した部分に手を伸ばした。軽く触れただけでピクリと反応し頭を擡げはじめる。ゆるりと扱くと周の口から小さな叫び声が上がった。
口程にも無い。もともと感じやすい躯をしているのか、情事の後で感じ易くなっているのか、それは、次に抱いた時わかるだろう。
「これほど完成された美しい姿をしていながら、貴方の中身は見るものを惑わす淫靡な蜜で溢れているのですね。貴方は気付いていますか?この完璧な形をしたご自分の身体から男を引き寄せる甘い花のような匂いが、漏れ出してきていることを」
鼻を鳴らして周の体臭を嗅ぐ仕草をすると、短い笑い声を立てる。
唇を重ね 舌を激しく吸い上げながら一気に扱くスピードも上げる。周が切羽詰った声を上げ、自由の利かない腕で鳴海を押し返すが、体力の消耗した躯は思うようには動かず、怒張した先端を指でふさがれ抉るように強く刺激された瞬間 押し殺した声を上げて、吐精してしまった。
他愛も無い。
「可愛いですね・・・周様」
□18禁的表現がありますので、苦手な方はご遠慮ください□
やばい・・・、名前を呼ばれただけで、呆気なく白旗を揚げてしまいそうだった。
強請って呼ばせた自分の名前は、満足を通り越して下半身を直撃してきた。
「なるほど、貴方の武器は その瞳だけでは無いという事ですか」
周の瞼が紅に染まり、瞳が悩殺すれすれの色気を放って鳴海を見上げる。
その口許は嘲笑うかのように口角が吊り上ってる。
「速攻で陥落させてやる。俺達はイーブンじゃない。
最後に平伏すのは鳴海、お前だ」
「本気を出したというわけですか。
では、私も気合を入れて掛からないといけませんね。
今日から、私達の関係がどう変わるのか楽しみだな」
そうだ、これくらいなんて事は無い。鳴海を取り込むチャンスだ。
そう自分に言い聞かせ周は瞳を閉じた。
鳴海はYシャツのボタンを全て外すと前を肌蹴て、贈り物の美しいラッピング剥がしていくかのようにゆっくり指を肌の上を滑らせながら、質の良い生地を肘の辺りまでずらした。肘から先にシャツが残る事で、大きな動きが制限される。
厚くも無く、かといって薄っぺらでもない 程よく筋肉の附いた肩や胸部が露になる。
美しい上半身に出来て間もない鬱血痕が 昨夜の男の執拗さを証明するように散らばっている。鳴海は自分もネクタイを抜き取りながら 嫌悪に顔を顰めた。
「この程度で驚いてんのかよ。自分でデリバっておいて、呆れるぜ」
周はそう言うと、底意地の悪い、小馬鹿にするような薄ら笑いを浮かべた。
「下はもっと凄いぜ。神前の執着に、びびって逃げ出すなよな」
鳴海は一瞬 鼻白むが、やがて気が抜けたようにふっと笑う
「望むところです」
堕ちる時は呆気ないものだ。
長い間、狙って来た獲物を手にしたというのに、あまりの手ごたえの無さに物足りなさすら感る。いや、まだまだこれからだ。もっと貶めて、自分の意のままになるよう手懐けてやる。
自分の思いのまま媚態を曝け、従順に身体を開く周を想像しただけで、情欲が煽られ体中の血液が興奮に沸騰しそうだ。
鳴海は暗い嗤いを浮かべながら、下衣を下着ごと抜き取った。
確かに上半身とは較べものにならないほど酷い有様だ。望まぬ関係に躯を差出し、抵抗を諦め蹂躙を許し美しい生贄となる事を自らに科した服従の証は、鳴海の嗜虐心を煽り、新たなる残忍な興奮を呼ぶ。
柔らかい足の付け目辺りに集中して付けられた鬱血痕には、赤い歯形まで残っている。形の良い茎の根元にも赤黒く充血した後があった。
まるで、此処にはおらぬ神前が自分に向かって威嚇をして来るようだ。
神前は、生贄であるはずの周に完全に捕らえられてしまっている。愚かな事だ。
俺なら、そんなヘマはしない。
柔らかい項に顔を埋め白い花の香りを堪能し動脈の上を吸い上げながらなぞると、周が短く息を吸い込み緊張するのがわかる。
ペニスの根元の鬱血した部分に手を伸ばした。軽く触れただけでピクリと反応し頭を擡げはじめる。ゆるりと扱くと周の口から小さな叫び声が上がった。
口程にも無い。もともと感じやすい躯をしているのか、情事の後で感じ易くなっているのか、それは、次に抱いた時わかるだろう。
「これほど完成された美しい姿をしていながら、貴方の中身は見るものを惑わす淫靡な蜜で溢れているのですね。貴方は気付いていますか?この完璧な形をしたご自分の身体から男を引き寄せる甘い花のような匂いが、漏れ出してきていることを」
鼻を鳴らして周の体臭を嗅ぐ仕草をすると、短い笑い声を立てる。
唇を重ね 舌を激しく吸い上げながら一気に扱くスピードも上げる。周が切羽詰った声を上げ、自由の利かない腕で鳴海を押し返すが、体力の消耗した躯は思うようには動かず、怒張した先端を指でふさがれ抉るように強く刺激された瞬間 押し殺した声を上げて、吐精してしまった。
「可愛いですね・・・周様」